大人が子どもを「期待して待つ」ことが、子どもの成長にどれほど大切なことか。
期待して待ってもらえるから、
考え、試し、解決しようと挑戦することができる。
藤波こども園さんの運動会では、
保育士が子どもたちを「期待して待つ」姿が本当にたくさんありました。
通常、運動会って、日々の(練習の!?)成果を発表する場として位置付けられていると思います。
要するに
になっていることが多いと思います。
もちろんそれも大事なことです。
で、藤波こども園さんの運動会を見て僕が感じた「運動会の位置付け」はというと
です。
子どもたちが運動会という舞台でまさに「今!」われわれ大人の目の前で、その場で考え、試し、解決しようと仲間と挑戦する。
そんな成長の瞬間を幾度となく目の当たりにしました。
で、
そんな子どもたちの成長の姿を支えているのは紛れもなく、保育士が子どもたちを「期待して待つ」姿でした。
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写真が少しわかりにくいですが、紐で吊るされたカードを、縦割りグループ(3人)で協力して取るプログラム。
周りの大人は、子どもたちのアイディアにワクワクしながら、ずっと見守っていました。
これは後日、園長先生からお聞きしたことなのですが、
子どもたちは自分の前のグループがうまくカードを取れたからといってその方法を真似するのではなく、常に自分たちで新たな方法を考えて挑戦していたそうです。
それはルールでもなんでもなく、子どもたちが自発的にしていたんだとか。
要するに、子どもたちにとっては、カードを取ることが楽しみ、だけではなく
が楽しみになっていたのでしょう。
これぞまさに、子どもたちが将来より良い人生を送っていく為に絶対必要な力です。
保育士の方の、子どもたちを期待して待つ姿。
それこそ運動会を見に来ている保護者に響いて欲しい!そう強く感じました。
子どもたちって、普段もこんな風に期待して待ってもらってるのか〜
だから成長できるんだ〜
って。
綺麗にできていたとか、上手にできていたとか、他の子よりもとか、そんなこと以上に、先生方の姿勢が響いて欲しい。。。
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ブログ「運動会」シリーズは下記より
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●幼稚園・保育園の運動会で一番好きな種目は?
https://liebe-japan.com/afuro/post-220/
●衝撃の組体操①
https://liebe-japan.com/afuro/post-1086/
●衝撃の組体操②
https://liebe-japan.com/afuro/post-1121/
●挑戦の先の「ま、いっか♪」
https://liebe-japan.com/afuro/post-1174/
●子どもたちが「今」成長する運動会
https://liebe-japan.com/afuro/post-1159/
●「いつ」始まるかわからない運動会
https://liebe-japan.com/afuro/post-1149/