近年では全国大会では各高校の華々しい活躍もあり、いちサッカーファンとして喜ばしい一方で、私の出身でもある京都市立高校のサッカー部員減少という厳しい現実があるそうで。少子化に加え、有望な選手は私学に集まることが増えたことなどが理由にあるとのこと。
部員の少なさにより練習が成り立たなかったり、合同チームでしか大会出場できない高校あって、そんな状況ではもちろん、公式戦で勝利を勝ち取ることも難しい中、部活顧問の先生方の「公式戦に勝つことが難しくても、やりがいを持ってサッカーに取り組んでほしい」との思いによって、昨年「KYOTO CITY UNITED FC」を結成されました。
京都市立高6校のサッカー部が合同練習をしたり、選抜チームを組んで大会出場されています。その思いを知り、微力ですがが何か力になりたいと思い、クラブ立ち上げ時からスポンサーとして応援させてもらっています。実際に現場で合同練習も見せてもらい、高校生たちのサッカーを楽しむ生き生きした表情をピッチ上でたくさん見ることができました。
この課題は、京都に限らず全国各地で起こっているはず。自分の高校時代もめちゃ弱かったですが、仲間と切磋琢磨して楽しくやりがいを持ってできていたので、大学でもサッカーを続けられました。そーいえば十数年前、旅行で訪れたドイツやスペインでも、そこら中の空き地やスペースでサッカーを楽しんでる人たちがいて、自分も混ざってしてると誰やねんっていうオッチャンに本気のスライディングされて吹っ飛んだり、動ける?って思っちゃうオッチャンに華麗に股抜きされたり。全く活躍できなかったけど超絶楽しかった思い出があります。
サッカーがうまい下手なんて関係なく、サッカーが好きな人が増える環境づくりを全国で目指してほしいですね。結局はそれがサッカー文化にも競技レベルアップにも繋がると思うので。ガンバレKYOTO CITY UNITED FC!!