長い列でも並んで待てる理由

リーベ式運動あそびでは子どもが

自分の意志で選べる環境
その意思が尊重される環境

を目指しています。

リーベの時間に並ぶ子どもたち

リーベ式運動あそびの特徴の一つ。
とにかく動く。
45分間、ひたすら動き続ける。

それは
この時期の子どもたちは

体験がすべて

だと考えているから。

だから順番を待って、並んで、、、
という光景はリーベ式運動あそびの時間内では
できるだけ無くなるように仕掛けています。

そんな考えのリーベ式運動あそびの時間内でも
実は子どもたちが並んでいる光景があります。

しかも
なかなかの長さの列。

IMG_5053

しかし子どもたちは
退屈そうにしているわけでもなく、フザけるわけでもなく
長い列に並んで、ひたすら待っている。

しっかり並びなさい!!

なんて大人の声はゼロです。

なぜ子どもたちは退屈しないのか?

なぜ退屈になって
ふざけたり、違う事をしたりしないのか?

答えは
子どもが「待つ」という行動を
自分の意志で選んでいるから。

他にもいっぱい遊ぶ所はある(下写真)

IMG_5084 (1)

でもどうしてもしたい遊びがあるから、
子ども自ら好んで並んでいるのです。

自分の意志で「並ぶ」を選んだのだから
「待つ」は苦にならない。

途中で気が変わって「待つ」が「苦」になった子は
スッと列から抜けて別の遊びへ向かう。

リーベでは

子どもは

体験がすべて!

動いてナンボ!

という考えを大事にしています。

でも

長い列に並んで「待つ」
という行動そのものを否定するつもりは全くありません。

要は子どもが

自分の意志で選べる環境
その意思が尊重される環境

であるかどうかが重要だと考えています。

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